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【プデュ】「PRODUCE X 101」が非国民プロデューサーの私に与えた影響

「PRODUCE X 101」の放送が2日前に終了した。

 Twitterにも色々つぶやいたが、3か月の放送期間で感じたことは140字のツイートには収まらないので、ブログに残していこうと思う。

 最初に述べておくと、これは「PRODUCE X 101」や「X1」の紹介ブログではないので、全員のメンバーを取り上げることはしない。

 また、終わったことは仕方ないので、Mnetや出演メンバーの批判となるようなことは言わないようにするが、そう捉えられるところがあったらごめんなさい。

 

 

■「PRODUCE X 101」という番組が与えた影響

 知らない人のために超ザックリ説明すると、「PRODUCE X 101」(通称:プデュ)は韓国で放送されたオーディション番組である。

 アイドルを夢見て事務所に所属している練習生や個人の練習生101人が様々なステージ課題を通して成長していく様子を放送し、視聴者である「国民プロデューサー」(通称:国プ)が応援したいメンバーに投票する。

 その投票によって順位がきまり、途中で生存・脱落を繰り返し、最終的に11人のメンバーがグループとしてデビューするというものだ。

 

 まず、最初に私はこういうオーディションドキュメンタリー番組が大好きである。

 小さいころには、モーニング娘。等を生んだASAYANというオーディション番組に噛り付いていた(年齢がバレる)。クラスでは誰がデビューするのか予想したりよくしたものだ。

 最近、日本ではこんなにたくさんアイドルがあるのにも関わらず、オーディションの過程をリアルタイムで放送することはめったにないと思う。オーディションの映像が出るのはメンバーが決定した後に、お宝映像的な感じでちょろっと出るくらいだろう。

 

 プデュは今回でシリーズ4回目であるが、今まではリアルタイムでは見てこなかった。

 シーズン3は放送が終了し、メンバーが決定したあとに見直したので、リアルタイムで追いかけるのは今回は初めてであった。

 

 結果、めちゃくちゃハマった。

 リアルタイムで見るために、Mnetに会員登録し、金曜日の飲み会予定等は全てキャンセルした。翌週の木曜日には日本語字幕版が出るので、2時間程ある再度同じ放送を見直した。そして、画面のスクショを取るためにまた見直し、面白い場面のスクショはLINEで友達と送りあい、大喜利みたいなくだらないこともしまくった。

 ステージ映像はもちろん、個人でカメラフォーカスに当てた「チッケム」映像は数えられないくらい見たし、韓国でファンが掲出した駅広告を見に練習生が駅に現れるときにファンが撮影した動画や写真も必死になって検索した。

 ここ三か月くらいのツイートはほとんどプデュに関することばかりだった。とにかくずっとプデュのことばかり考えていた。

 

  そこまで人生を賭けた(大袈裟(笑))プデュであるが、結果として私が応援していたメンバーは全員デビューすることは出来なかった。

  放送前は「推しがデビューしちゃったら韓国まで追っかけなきゃいけないから困るなぁ」なんて言っていたが、放送が終わり、なんか今は何もやる気が起きず、オタクをすることに疲れてしまうくらい無気力な状態だ。

 そんな私の気持ちを整理するためにもこのブログを書いている感じだ。

 

■「X1」デビューメンバーは結果として最高

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 プデュで結成されたグループには活動期間が予め決められている。今までの最長期間は前回シーズン3で結成されたIZ*ONEの2年6か月であるが、今回結成されるグループ「X1(エックスワン)」の活動期間は5年間という長期間である。

 後半の2年半は個人活動との並行も可能であるが、韓国では兵役の関係もあるので、若いメンバーで構成されるのではと予想があった。

 その通り、放送当初は上位に練習期間が短く、年齢も若い、所謂「バブい」子たちが上位に名を連ねた。

 しかし、放送を重ねるにつれて、デビュー経験組や練習期間が長く、高いスキルを持った実力者たちが順位を上げ、今回の最終11名はボーカル・ラップ・ダンスの実力や年齢幅のバランスがとても取れたかたちになったと思う。

 

 最終1位となり、X1のセンターを務めるキム・ヨハンはまさしく今回の番組の顔と言える存在である。

 俳優のような甘いビジュアルとボーカルを持つ他、ボーカルポジションにも関わらず、ステージ評価ではメインラッパ―を務め、高い評価を得た。練習期間が短いにも関わらず、高い実力と意外性という二面を持っているヨハンを発掘できたことは今シリーズでも一番の収穫なのでなかろうか

 意外なことにこれまでの評価ステージではセンターを務めたことはなかったが、最後の放送時に番組テーマ曲「X1-MA」でセンターを務めたときには、めちゃくちゃハマっていてこれからが非常に楽しみである。

 

 また、今回の特徴として、デビュー経験済みのメンバーが多いことが挙げられる。

 2位のウソク、3位のスンウ、5位のスンヨン、7位のハンギョルとデビュー経験者が4名もいる。

 デビュー組の参加には、賛否両論ある。確かに他の練習生に比べるとスキルや経験に大きな差があるし、元々のファンも付いているため、有利な点は多い。

 しかし、一方で彼らの存在が番組を面白くし、グループに多様な面を持たせていることも事実である。

 特に、5位のチョ・スンヨンは過去のステージでメインボーカル2回とセンター、そしてリーダーを務めた(ちなみに彼のポジションはラップである)。彼は常にスキルで回りを引っ張りつつ、お笑い役に回りながらチーム全体の雰囲気を盛り上げ、デビュー組としての自分の役割を自覚していたように思える。

 

 若いメンバーにも期待が持てる。

 テーマ曲「X1-MA」でセンターを務めた6位のドンピョは可愛らしさの中にも賢さがあり、私は好きだ。「あざとい」という表現を使われるかもしれないが、私はアイドルにとってこの要素は必要不可欠だと思う。

 爽やかなルックスとスタイルを持つ9位ジュノと10位カンミニもこれから成長が期待できそうで、この二人の伸び次第でグループの味がガラッと変わりそうな気がする。

 

■脱落を悔やむ声あふれる練習生たち

 脱落したメンバーの中で一番惜しまれの声があるのは「キム・ミンギュ」と「イ・ジニョク」の二人であろう。

 

 最後の最後で脱落してしまったミンギュはヨハンと並んで今回のプデュの顔であったと思う。

 誰が見ても整った顔とスラッとしたスタイル、そして努力を怠らない真面目な性格と他人を気遣える優しい性格、アイドルとして必要なものを全て持っているように思えた。スキルを除いては。

 ミンギュは練習生としての期間が短く、最初から実力を指摘する声が多かった。しかし、それは他の練習生も同じであったが、回を重ねるごとに成長を感じることができた。

 ミンギュももちろん成長はしていた。ボーカルについては講師からも褒められていた。しかし、やはり集団の中にいると彼のダンスが目についてしまう。これは練習で改善ができる部分なのだろうか、デビューしたときにより激しいダンスやスケジュールに付いていけるのだろうかと不安を感じてしまった。

 もちろん、デビューとなるとより手厚いサポートを受け、しっかりと準備をするので大丈夫だろうという声もあるが、私含めファンの目はプロではない。その先をイメージできるレベルにあったら結果は変わっていたかもしれない。

 

 もう一人は2位のウソクと同じグループ「UP10TION」に所属しているジニョクだ。

 彼もデビュー組としての自覚を持ち、スキルだけなく、リーダーの存在として他の練習生をサポートしていた姿が印象的だった。

 特に、ポジション評価ではラップ・ダンスポジションにも関わらず、ジニョク以外のメンバーほぼ皆がラップ作詞・振り付け未経験者で彼が必死にラップやダンスを考え、チームを引っ張った。

 また、最年少練習生イ・ジヌのお父さんポジションとして親しみやすいキャラクターでも人気を博していた。

 ジニョクは第二回中間発表放送で2位、第三回では3位でデビュー確実視されていたので、「同じグループのウソクが入るので外れるように票数操作されたのではないか」という声があり、確かに事務所としてはウソクはX1として活動し、ジニョクはUP10TIONに戻りプデュファンを連れてきてくれれば、2グループを回せるので良いと考えるだろうが真相はわからない。

 

■残念ながら脱落してしまったMY PICKたち

 さて、冒頭でも説明したように私の応援していた練習生は全員が最終評価で脱落してしまった。

 そのメンバーは、ク・ジョンモ、クム・ドンヒョン、ファン・ユンソン、トニー、イ・セジンの5名である。

 

 その中でも一番の推しがスターシップ所属のク・ジョンモである。

 きっかけは最初の自己紹介動画で、一目ぼれである(笑) アイドルらしい可愛らしいルックスと仕草で好きになり、国プも同じことを思ったのか、最初の順位発表ではあのミンギュに次いで2位に入った。

 ジョンモはスキル面でまだまだなところがあり、センターやメインとして活躍することはなかったが、画面の端で無気力な表情をしているところや面白い動きするところから「隠キャ」キャラとして覚醒し、放送後にはTwitterでジョンモの画像を使った大喜利が流行った(笑)

 キャラクター面だけではなくスキルも確実に成長が見られた。コンセプト評価の「Pretty Girl」は彼の魅力がよく溢れているものであり、見た時には涙が出てしまうほどだった(下記動画)。

 最終までの順位ではほとんどで10位以内に入っていたのでデビュー確実とまで言われていたが、個人的には「ジョンモはスタシで一番初めに名前が呼ばれなければならない」と予想していた。ルールがあるわけではが、同事務所からデビューできるのは最大2名でスタシはヒョンジュンが事務所内最上位で確実に入るだろうから、その前に同事務所のメンバーが呼ばれたらかなり厳しいと考えていた。

 そして一番初めの10位に同じスタシ所属のカンミニが呼ばれた。ここで私は覚悟を決めた。

 

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 続いて注目していたのが、C9所属のクム・ドンヒョンとウリム所属のファン・ユンソンだ。

 私は普段はほわぁ~としているが、ステージ上で一気に豹変するタイプのアイドルが大好物であり、この二人はまさしくそのタイプだ。ステージ評価の順位も常にトップクラスにいた(下記動画のポジション評価「Believer」は是非見てほしい。

 そしてこの二人は大の仲良しであり、番組内でも「ファングンケミ(黄金コンビ)」と呼ばれていた。是非一緒にデビューしてシンメポジションで踊ってる姿が見たかった。

 

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 グループに深みを持たせる魅力あふれていたのがHONGY所属のトニーとiMe KOREA所属のイ・セジンの二人だ。

 今回の結成されたグループには最近の韓国では珍しく外国人メンバーがいない。カナダ国籍のトニーは最終20人に唯一残った外国人メンバーである。

 韓国語がまだ苦手のところはあるが、放送開始以降の垢抜けがすごく、どんどん自信をつけて明るくなっていくのが目に見えて感じられた。コンセプト評価の「Monday to Sunday」での堂々としたセンターは何度も見た(下記動画)。

 トニーと同じく「Monday to Sunday」でリーダーを務めたのがイ・セジンである。X枠という敗者復活枠で復活したメンバーをどこのグループに入れるかという議論で、他のチームでは「自分のパートが少なくなる」「ポジションを再度変えなくてはならない」という当然の意見が出る中、「過去に自分たちにダンスを教えてくれた」という恩を忘れず、加入させるという決断を決めた姿がとてもカッコよかったし、こういうメンバーがいるグループは素敵なチームになるだろうと思った。

セジンは俳優として活動しており、これからは個人での活動も増えていくことだろう。

 

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 また、最終評価には残らなかったがAAP.Y所属のイ・ミダムもとても残念である。

 元々YGに所属しており、オーディション番組にも参加していたが、集団生活や活動に慣れず途中辞退をしたミダムにとって今回のプデュは並々ならぬ思いがあったことだろう。

 動画の再生数やコメント等を見ても海外からの人気はトップレベルであり、活躍の場は必ずあるはずなので頑張ってほしい。

 ちなみにプデュの大喜利では大抵金持ちキャラになっている(笑)

 

youtu.be

 

 シーズン2のJBJのように脱落したメンバーでのグループ結成を望む声があり、早くも署名活動や駅広告等が動いているのが韓国ファンの本当に尊敬するところである。

 X1の活動ももちろん応援したいし、どんな形になるかはわからないが、脱落したメンバーもステージで輝ける日が来てほしいと願いながらプデュの動画をまた繰り返し見て思い出に浸る日々が続きそうだ。

 

Twitterアカウント:@tonikaku_yuki5

 

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